今回は知らないと後悔する支笏湖の柱状節理を分かりやすく徹底解説します。支笏湖にはまるで古代遺跡の世界のような「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」が広がります。
支笏湖に観光やアクテビティを楽しみにきたときは柱状節理の見学もおすすめです。柱状節理とは溶岩やマグマが冷えて固まる際に収縮してできた柱状の割れ目のことです。独特な切り立った崖のような光景が広がります。
記事の内容は「支笏湖の歴史について」「柱状節理を分かりやすく解説」「支笏湖の柱状節理へ観光船の行き方」「支笏湖の柱状節理のダイビングスポット」に分けて紹介します。
この記事を読むことによって、支笏湖に柱状節理があることを後から知って後悔することがなく、事前に貴重な柱状節理の情報を整理して、柱状節理のロマンをしっかりと満喫できるようになります。
これから支笏湖の観光やアクテビティをお考えの方は事前に必ずこの記事を読むことをおすすめします。
支笏湖の歴史について
支笏湖はアイヌ語の「シ・コッ」が名前の由来になります。アイヌ語で大きな窪地という意味になります。支笏湖は、およそ4万年前に起きた激しい火山活動によってできたカルデラに水が溜まり誕生しました。
カルデラとは火山の活動によってできた大きな凹地のことを言います。火山活動によって噴出した火砕流は20km以上離れた札幌市の南部にまで到達したと言われています。
湖の水面下には「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」が形成されています。切り立った崖のような光景が広がり、爆発の激しさを物語るかのように水深は深く、最大水深363mは秋田県の田沢湖に次ぐ全国2位を誇ります。
日本には多くのカルデラ湖があります。代表的なカルデラ湖としては、支笏湖以外に十和田湖、田沢湖、摩周湖などがあげられます。
柱状節理を分かりやすく解説
柱状節理(ちゅうじょうせつり)は、簡単に分かりやすく説明すると火山活動などによって発生した溶岩やマグマが冷えて固まる際に収縮してできる柱状の割れ目のことを指しています。
節理と呼ばれる両側にずれの見られない規則性のある割れ目を持つ地質構造であり、割れ目によって多角柱の規則的配列構造が形成されます。個々の柱の側面の数は3面から8面までさまざまですが、6面のものが最も一般的です。
柱の直径は3メートルから数センチまでさまざまで、高さは30メートルのものもあります。形状は主に並行で真っ直ぐですが、曲がって形成されることもあります。
規則的で真っ直ぐな直径が大きな柱の規則的配列構造はコロネード(列柱)と呼ばれ、とても貴重です。不規則で、あまり真っ直ぐでなく、直径が小さな配列はエンタブラチュアと呼ばれます。
柱状節理は支笏湖以外にも伊豆半島、北海道の層雲峡、北海道の積丹、福井県の東尋坊、兵庫県の玄武洞、 宮崎県の高千穂峡などにあります。
柱状節理は世界各国に存在します。英名は「columnar jointing」もしくは「columnar joint」と言います。
アメリカ合衆国では、ワイオミング州のデビルスタワー(悪魔の塔)、カリフォルニア州のデビルズ・ポストパイル(悪魔の石柱群)、オレゴン州、ワシントン州、アイダホ州のコロンビア川洪水玄武岩などがあります。
その他に有名な場所としては、北アイルランドのジャイアンツ・コーズウェー(巨人の石道)、スコットランド、スタファ島のフィンガルの洞窟などがあります。
支笏湖の柱状節理へ観光船の行き方
一般の方が支笏湖の柱状節理へ行くには「支笏湖観光船」がおすすめです。支笏湖観光船の歴史は古く、昭和36年創業以来長い間人々に親しまれてきた会社です。
数年前までは湖上をゆっくりと回る遊覧船のみでしたが、現在は水中遊覧船の船底に取り付けた窓により、水中を見る事が可能です。水上の自然だけでなく水中の美しさも楽しむ事ができます。
水中遊覧船であれば陸上の柱状節理だけではなく、水中の本格的な柱状節理をみることができます。
支笏湖観光船では水中遊覧船、高速艇、ペダルボートの三種類を用意しています。コバルトブルーに輝く湖底の森や、流れる風の香り、溢れる支笏湖の魅力をさまざまな角度からお楽しむことができます。
会社概要
会社名 支笏湖観光運輸株式会社
公式ホームページ https://shikotsu-ship.co.jp/
所在地 066-0281 北海道千歳市支笏湖温泉
電話番号 0123-25-2031
支笏湖の柱状節理のダイビングスポット
ダイビングライセンスをお持ちのダイバーの方は当店のファンダイビングのメニューで支笏湖の柱状節理のダイビングスポットのリクエストが可能です。
柱状節理のダイビングスポットまでは船着き場から5分前後でエントリーが可能です。水面から柱状節理の独特な切り立った崖のような光景が広がります。潜降すると水中まで柱状節理は続いています。
主に3箇所に分かれて柱状節理が集まったエリアがあります。水中は水面から水深10M前後まで大小のなまざまな大きさの柱状節理があります。
当店のファンダイビングは完全少人数制のスタイルなので、自分のペースでじっくりと柱状節理を満喫することができます。カメラマンや写真家の方は貸し切りのリクエストも可能です。
当店のファンダイビングのアクテイビティは以下のページからご覧ください。ダイビングライセンスをお持ちの方であれば初心者の方からご参加可能です。(※冬場はドライスーツスペシャリティが必須になります。)
支笏湖の柱状節理を徹底解説 まとめ
動画提供 : オーシャンディズ @板谷貴文
今回は知らないと後悔する支笏湖の柱状節理を分かりやすく徹底解説しました。支笏湖にはまるで古代遺跡の世界のような「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」が広がります。
支笏湖はアイヌ語の「シ・コッ」が名前の由来になります。アイヌ語で大きな窪地という意味になります。支笏湖は、およそ4万年前に起きた激しい火山活動によってできたカルデラに水が溜まり誕生しました。
柱状節理(ちゅうじょうせつり)は、簡単に分かりやすく説明すると火山活動などによって発生した溶岩やマグマが冷えて固まる際に収縮してできる柱状の割れ目のことを指しています。
一般の方が支笏湖の柱状節理へ行くには「支笏湖観光船」がおすすめです。支笏湖観光船の歴史は古く、昭和36年創業以来長い間人々に親しまれてきた会社です。
ダイビングライセンスをお持ちのダイバーの方は当店のファンダイビングのメニューで支笏湖の柱状節理のダイビングスポットのリクエストが可能です。
支笏湖で観光やアクティビティをお考えの方は事前に貴重な柱状節理の情報を整理して、柱状節理のロマンをしっかりと満喫して下さい。