こんにちは!
支笏湖ではエゾハルゼミの声はすっかり鳴りを潜め
寂しさを感じましたが、代わりに千歳川が夏の装いを見せるようになりました。
緑の美しい水面に、水中では藻や魚たちが賑やかに川を彩る様子が伺えます。
千歳川は7月を迎えエメラルドに色付いています。
支笏湖の水はとても綺麗なことで有名ですが
見所といえば何と言っても「支笏湖ブルー」と言われる
湖の青さです!
元々、太陽の光には七つ色があります。
虹色でお馴染みの赤、オレンジ、黄色、緑、水色、青、紫です。
そして、水というのは青以外の光の色を吸収してしまうため、
目には青色しか見えないのです。
水中にプランクトンなどの微細な生き物や浮遊物が少なく
綺麗であればあるほど、光の青色はより強く、より広く広く散乱され
鮮やかな青色になるのです。
ということで支笏湖の水は非常に良い質を保っているためどこまでも澄み渡る青色を
見ることが出来ます!
しかし!支笏湖の水に色はただ青いだけではありません!
空の色に影響を受けた支笏湖の色や…
太陽に光を受け地面に反射して見えるアクアグリーン、
数十メートルもの深さがあるところから見える
深い青色…といった様々な色が見られます。
ツアーの日の天気によって見え方は様々です。
どんな色に当たるかは来てからのお楽しみです!
さらに支笏湖はカルデラ湖なので非常に特徴的な地形を
水中で見ることができます。
このような水中の急斜面をドロップオフといいます。
支笏湖ができるきっかけになった山の噴火によって
流れた溶岩が冷え固まってできる柱状節理が
湖の底位沈んでできており、その深さの大きな
差異によって水の色にグラデーションが
できるのです。
空と水のまちを称する千歳の水のまちを担う支笏湖と千歳川の色を
ぜひお楽しみください。
季節によっても水の色に変化があり一年中楽しむことが
できます。
秋の赤い紅葉の影響を受けて揺らめく水面。
また水中では青い世界がどこまでも続いている様子を見ることができます。
本当に深い水中では赤い物も青っぽく見えるらしいです。
不思議ですよね!
支笏湖温泉街の商店街には「支笏湖ブルー」を
モチーフにしたスイーツが食べられるところもあります。
他にも綺麗な支笏湖水に生息するヒメマス(チップ)が
ありますが、泥臭さがなく、お刺身にして食べることもできます。
支笏湖の豊かな水に育まれた命の美しさや食を
ぜひご堪能ください!
皆様が遊びに来てくださることを
楽しみにしております!
スタッフより